ブログBLOG
2022.01.13

歯磨きしているのに虫歯になるのはなぜ?

こんにちは!高橋歯科医院です。
2022年最初のブログです!今年もどうぞよろしくお願いします。

新年最初のブログは
歯磨きをしているのにどうして虫歯になるのかについてお話していこうと思います。

ちゃんと歯磨きしているのに虫歯ができるという人はそんなに珍しくありません。
逆に全然磨いていないのに虫歯にならない!なんて人もいます。
これには歯の生まれ持った強さというのも関係していなくはありませんが、
実は生活習慣が大きく関わっている可能性が高いです!!

特に食生活!!

・間食が多い
・夜遅い時間に食事をする
・夜にお酒を飲む習慣がある
・酸性食品をよく食べる

上記の項目に心あたりのある人は頑張って歯磨きをしていても、
虫歯になりやすい口腔環境を作り出してしまっているかも。。。(∩º﹏º∩)


では、そもそも虫歯にはどうやってなってしまうのでしょうか。
虫歯は、歯垢(プラーク)と呼ばれる歯の表面についた細菌の塊が、糖分から酸を作り、歯の表面を溶かしてくる病気です。
お口の中のpHは、普段はpH7の中性に保たれています。しかし、食べ物がお口の中に入ると、すぐにpHは酸性に傾きます。そしてpH5.5以下になると私達の歯は脱灰(だっかい)が始まります。
脱灰とは、歯の表面のエナメル質が溶け始めることです。この脱灰が繰り返されることにより、虫歯が発生します。

一度酸性に傾いたお口の中を中性に戻す働きをするのが唾液です。
私達のお口の中には、たえまなく唾液が流れて酸性に傾いたお口の中を中和しはじめ、傷付いている歯の表面を修復します。
これを再石灰化といいます。
お口の中を汚れたままにしておけば、この再石灰化の促進は妨げられてしまいます。
また常にダラダラ食べたり飲んだりしていれば、唾液による再石灰化が追いつかず、常に酸性に傾いた状態になってしまいます。

なので、食べた後は歯磨きをしてお口の中を綺麗にしたり、ダラダラ食べたり飲んだりすることは控え、再石灰化を促進させることが大切です。

文章だけだと少し難しいので、食前食後のお口の中のphの変化をわかりやすく図にしてみました(◍꒪꒳​꒪◍)

ステファンカーブ

これをステファンカーブといいます。
グラフの上部、青いところが唾液によって再石灰化が進んでいる状態。
下部の赤いところが脱灰が進んでいる状態です。
規則正しい食生活を送っているとグラフの青い部分が多く、不規則にダラダラ何かを食べていると赤い部分が多いですね。
1日のうち、食事のたびに脱灰再石灰化が交互に訪れます。赤い部分が多いということは脱灰の頻度が多く、再石灰化する時間が少ないので自然と虫歯のできやすい環境が出来上がってしまいます。

いかがだったでしょうか?食事の仕方を少し変えるだけで虫歯予防になるんですʕ∙ჲ∙ʔ
食生活の他にも

・歯ブラシの仕方
・歯並び
・自分では気づかない詰め物との段差
・お口の中の乾燥

などで虫歯になるリスクは上がります。
予防の為にできることはたくさんあるので、ご自身のお口の中と今の状態、良いところ悪いところを知る為にもまずは歯医者さんで検診を受けましょう(ง •̀ω•́)ง